人生(当時で言うと27年間)で一度も虫歯になったことのなかった私が、一人目妊娠中に初めて虫歯になってしまいました。
痛みなどはなく、出産後になんとなく歯科検診に行った結果初期の虫歯が発覚!
妊娠中はさまざまな理由で口内環境が悪くなりがちです。
その経験をふまえて、「つわりで歯みがきができない時は、どうすればいいの?」「むし歯の治療は妊娠中でも大丈夫?」「妊娠中のむし歯予防のポイントは?」などをまとめた記事になります。
人生一度も虫歯になったことのなかった私
妊娠中、まさかの虫歯になりました
一人目妊娠中、つわりがきつかった話をしたと思いますが、恐らくその影響も多大にあって出産後初期虫歯が発覚しました。
めちゃくちゃに衝撃な出来事でした。(生まれてから一度も虫歯治療したことなかったんだよ?!)
初めて虫歯になったんですからね!(我が家みんな虫歯ないんですよ)
歯医者さん曰く私は家系的に虫歯にはなりにくい歯?なんだそうですが、そんな屈強な歯を持つ私も虫歯になるなんて、、、妊娠中って恐ろしい!
妊娠中に起こりやすい、口内トラブル
①つわりで歯磨きができない
私はこれに当てはまっています。
歯ブラシを口に入れるとえづく上、そもそも歯磨きのために起き上がることが困難でした。
②唾液の状態が変化する
こちらもかなり当てはまります。(よだれづわりを経験)
妊娠中は女性ホルモンが働き、唾液の性質がネバネバする特徴があります。本来、唾液には口の中の汚れを落とす自浄作用がありますが、ネバネバした唾液は自浄作用が低下している状態です。
③歯周病菌が活発になる
妊娠で血中に増えた女性ホルモンの影響で、歯周病菌の動きも活発になり、歯肉炎になりやすくなります。
④つわりで間食が増え、吐き戻しで口内が酸性になりやすい
つわりのため一度に食べられず間食が増えたり、歯磨き自体がおろそかになったりしがちです。吐き気や嘔吐による胃酸で、口内が酸性になってしまうことで歯が溶けて虫歯にもなりやすくなります。
つわりが辛くて歯磨きができない時の予防法
①歯ブラシを変える
ヘッドの小さくてコンパクトな物に変えてみましょう。
私はさらに柔らかめ(これは好みがあると思います)の歯ブラシが良かったです。
口に入れる、口を開けるといった動作で嘔吐反射してしまうことが多いと思うので、口は閉じたまま顔を下に向けて歯ブラシをゆっくり口に入れるといいと思います。(独特な磨き方だけどもね!)
②歯磨き粉を変える
歯磨き粉がダメな場合あると思います。
爽快感の強い歯磨き粉は吐き気を誘発しやすかったので、匂いが少なく泡立ちも少ない歯磨き粉がおすすめです。(私のおすすめは【花王】ツブ塩 薬用ハミガキ)
私は爽快感も嫌でしたが、泡立つ感じもノーセンキューでした。
③歯磨きの時間帯を変える
なんとなく習慣で朝晩(昼もか)やろうとしがちですが、やめましょう。
いけると思ったタイミングで歯磨きしましょう。
しないより100倍マシだから。
その後すぐ何か食べたとしても大丈夫!磨かないよりずっと良いから!
私はこれが中々できなかったです。動けそうなタイミングで家事や用事を足す前に歯磨きをしよう!
それでも歯磨きができない時は?
うがいだけでもしないよりずっとマシなので、ぶくぶくうがいをしましょう。
吐くたびにうがい、、口をゆすいではいたのですが、虫歯になってしまいました…。
歯磨きに勝る予防はないようですが、しないより絶対した方がいいと思います!
妊娠中の虫歯治療時期の目安
虫歯治療は基本的に安定期に入ってからにしましょう。
治療可能な妊娠期間 | 症状 |
---|---|
妊娠16週~28週 (安定期に入ってから) |
虫歯・歯肉炎・歯周病・親知らず |
妊娠初期~28週 | 歯のクリーニング・歯科検診 |
※妊娠経過や体調に問題がない場合
ただし、妊娠中は使用できる薬が限られたり、レントゲンやCTでの撮影が制限されることもあるので、注意が必要です。
妊娠中の治療を希望する場合は医師としっかり相談してください。また、ホワイトニング等も影響が分からないので、妊娠中は避ける方が無難なようです。
クリーニングや検診はいつでもできるので、やはり定期的な検診をすることが予防につながると思います。
虫歯による胎児への影響は?
そんなこと言っても、妊娠中に虫歯が分かって治療ができないと赤ちゃんにも影響が出てしまうのではと不安もあると思います。
むし歯菌は、歯のような硬い組織の上でしか生きられません。そのため、おなかの中の赤ちゃんや、歯がない生まれたばかりの赤ちゃんにむし歯菌がうつることはありません。
ママあのねより抜粋
ただし、出産後も虫歯を放置してママやパパの口内環境が悪いと、歯が生え始めた赤ちゃんにうつりやすくなるので注意や治療が必要です。
※重度歯周病の場合、早産や低体重児出産のリスクが上がることがあるので早めに医師に相談しましょう。
あなたの健康管理のため、また生まれてくる赤ちゃんのためにも体調の良いときに歯科医院を受診することをおすすめします!
妊婦歯科検診という制度も自治体によってあると思うので、チェックしてみてください。
母子手帳や受診表を交付されるタイミングで一緒に受け取ることが多いと思います。
妊娠中の虫歯予防のポイントまとめ
- 歯科検診に行く
- できるときに歯磨きをする
- 難しければうがいだけでもする(できればぶくぶくうがい)
治療はできなくても歯科検診に行くだけで現状の把握をしてもらえます。気になる方は歯科検診に行くことをおススメします。
「できるとき」で良いので歯磨きをするだけで、全然違うようです。つわりの時期も歯磨きができた時は口の中がスッキリして少し体調も良かった気がします。(プラシーボ効果かな?笑)
二人目の時は吐きづわりではなかったのもあると思いますが、歯磨きができていたので虫歯はできませんでした。
まとめ
現在2人目出産から5年ほど経ちましたが虫歯はできていません。
(最近7年ぶりに歯科検診に行きました^^;)
この記事で散々歯医者に行けと言いつつ、自分自身あまりできていませんでした。(すみません〜〜〜!)
ママは日々の生活に忙しく自分のケアをおろそかにしがちです。(言い訳です)
しかし、妊娠中は本当に口内の環境も大きく変化してしまうことを身をもって痛感しました。
この記事を読んでいるあなたにつわり中の歯磨きがいかに辛いか…
ではなく
できる範囲の口内ケア、歯磨きと歯科検診の大切さが伝わるとうれしいです。
妊娠中は虫歯に要注意!!!!!
素敵なマタニティライフになりますようにっ☆