1990年代に「なかよし」で連載されていた、今読んでも面白い!名作漫画からオススメ漫画<中編>をご紹介いたします。
懐かしかったり、また読み返したくなったり、読んでみたくなったりすること間違いなしです!ではいってみよう!
<1996年>
- デリシャス!(原作:小林深雪・漫画:あゆみゆい)1996年4月号 – 1999年3月号
- カードキャプターさくら(CLAMP)1996年6月号 – 2000年8月号
- とんでもナイト(小坂理恵)1996年6月号 – 1997年8月号
- あわせて1本!(川村美香)1996年11月号 – 1997年11月号
<1997年>
1996年開始の漫画
アイドルを夢見る主人公が、人気俳優の真人(まひと)と共演できちゃうお料理番組のキャスターになるチャンスをオーディションで勝ち取るところから物語は始まります。一次面接で料理は得意だと言っていたわけですが、実はお料理が苦手なりんごちゃん。そこでマンションでお隣のお料理上手な和臣(かずおみ)くんに毎回料理指導を受けて…な内容です。
当時戸建て住まいだった私にとって、マンションの隣室が幼馴染でかっこ良いなんて設定がうらやましすぎました。バルコニー出ると見えちゃうやつ。(プライバシー?w)さらに親公認で仲良しで自宅のように互いの家を行き来する関係、、、いいな〜(但しイケメンに限る)
デザイン、クロウカードの設定もう全部好きです。クロウカード(クロウリードが作ったカード)というタロットカード集めをしています。カードの封印が解けてしまい、バラバラになったカードを桜が全て集める物語です。カードたちは実体化して(精霊みたいな)桜がカード所有者に相応しいかを毎回試してくるので、カードと戦いながら倒して使役していくイメージです。
カードが現れる度に親友の知世(ともよ)ちゃんが毎回お手製の可愛い衣装を提供してくれます。そしてその様子をホームビデオカメラで撮影するという変態的に桜が大好きな親友の知世ちゃんと、たこやき大好きなケロちゃんの基本3人で大奮闘します。ライバル的なポジションで出てくるツンデレ小狼(シャオラン)くんがまた可愛いです。
※展示を見に行ってクロウカードを買ってしまいました。「レリーーーーーズ!」
人と人以外と恋をする作品を読んだのが初めてて、印象に残っている作品です。主人公カンナのパパは超がつく過保護。娘が恋人を作るなんて許せない!ということで開発しちゃったのがロボット小次郎です。小次郎初登場シーンがストーカーのそれで怖すぎる!んですけどさすがの小坂先生。しっかりノリツッコミで切り返します。知らない男(しかも瞳孔開いちゃってる)が自分の部屋のベッドに腰掛けてるんですよ。ホラーすぎるw
出会いがそんな感じだったのでカンナも中々心を開けずにいたのですが、小次郎にも感情があることに気づき始めて関係が変わっていきます。意外と最後にはとってもハートフルな作品に仕上がっています。
小学生の頃から主人公を(一方的に)好きな転入生と、主人公が好きだった(ラブレターを渡そうとした)先輩との間で三角関係に陥る主人公がたまりません。先輩に勇気を出してやっと渡そうとしたラブレター、第一話のほんと初っ端に出てくるわけです。このラブレターをたまたま転入生にぶつかって拾われちゃうところから物語が始まるのですが、最後までこのラブレター引っ張ってますw
すっと読まれず他人に(しかも自分のことを好きな相手)所持されてるってどんな心境なんでしょうねww
1997年開始の漫画
『古事記』に含まれる日本神話が含まれた内容で、舞台となる高天原は天照大御神(アマテラス)を最高神とした天上の神々が住む場所とされています。夢と現実を行き来していて、夢の世界の出来事が高天原での記憶になります。
クラスメイトを巻き込んで主人公の結姫が大奮闘するわけですが、「天の岩戸」の話などが出てきて日本神話の勉強にもなります。神話的内容はそこまで濃くはないので、調べたり気にするきっかけになったように思います。(キャラクターも可愛いし、もちろんお話も面白いよ!)
私のところにもこんな可愛いたまごが来ないかと思ったものです。人付き合いがあまり得意ではないなっちゃんは大親友が転校してしまって落ち込んでいました。そんなところに「なっちゃんのためにきた」という二人の小人と出逢います。二人をお世話しているようでお世話されているなっちゃんは、徐々に自分に自信をつけていきます。
小人の名前が「チルチル」と「ミチル」というのですが、チルチルミチルはメーテルリンク原作の童話「青い鳥」の主人公の兄妹を模しているのかな?と思っています。だからたまごも水色なのかな?とても心温まる作品です。
昔秘密の庭で出会った男の子からもらった花の種を大切に育てている主人公の千花が、成長してその男の子に再会するところから物語は始まります。種をくれた男の子は憧れの存在となって今でもその子を思い出して秘密の庭に通っていました。ある日秘密の庭の持ち主と名乗る男の子が現れたわけですが、愛想がなくて中々意地悪だったので最初は対立してしまいます。
しかし彼を知っていくうちに、不思議と共通点が多いことに気付いて…?な展開です。(ちょっとネタバレ気味)スノードロップという花が物語の鍵として出てきます。このスノードロップの花言葉は「希望」ということで二人の関係をグッと縮めてくれるんですよ。
ポプリの作り方や、ドライフラワーといったお花の知識に触れて実際に試した人も多いはず。花の絵柄も綺麗なので、絵で見るだけでも楽しい作品です。
主人公の七海は祖父の経営する骨董屋さん「せぴあ堂」の近くに越してきて、セピア堂の近所にあるお寺の孫(龍彦)と出会います。龍彦は霊力があるらしく、校内で見えた霊的なものを勝手に除霊しています。七海も霊力があり、不思議なものが見えるようです。そんな二人がセピア堂に出入りした際、祖父の大切にしていた壺を割ってしまうところからお話が動き出します。
「もの」をひらがなで表現しているところが好きです。作られたときはただの「もの」だけど、持ち主が大切に使うこと「もの」に魂が宿るんだそうです。なんて素敵なお話なんだろう。道具を大切にしていたら、私も精霊に会えるかもしれない!と思っていました。
自身の誕生パーティでにて、ダンスの相手を申し込む来賓客に失礼な態度を撮り続けるシルバー王女でしたが謎の王子(男の子)が現れて状況は一変します。謎の王子は王様と王妃様に向かって魔法をかけて石像にしてしまったのです。この魔法はシルバー姫が12の悪い癖を克服し、素晴らしい立派な王女にならないと解けないと言うのです。
王様たちにかけられた魔法を解くために、シルバー姫自ら謎の王子を探す旅に出かけるというのがあらすじです。お供二人を連れてドタバタの旅に出かけていきます。
元気で明るく、自分勝手に頑張る王女がとても魅力的な作品です。自己肯定感が上がりますw
演歌しか歌ったことのなかった主人公の江梨衣(えりい)は学園祭のステージで急遽クラスメイトの代わりにロックバンドのボーカルをすることに。初めて演歌以外を歌った江梨衣たちの舞台は大成功します。そこからJOKERというグループの結成が決まります。
ひょんなことからスタートしたグループでしたが、楽器のできるメンバーを集めて活動する様はまさに青春です。学生らしく恋あり友情ありのストーリーとなっています。登場する男の子がとてもかっこいいんですよ。クール系、犬系、兄系、ツンデレ系(勝手な印象です)と揃っておりますのでそれだけでも楽しめる作品となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私としてはどれも懐かしい作品なのですが、初めて手に取る方にもとても楽しんでもらえる物語ばかりです。
それでは後編に続く!!
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