現在は家族4人でマンション暮らしをしている私ですが、、、
実は今から5年前、注文住宅の建設を予定していたんです。
当時は義実家近くの土地に注文住宅を建築することで話が進んでおり、どこのハウスメーカーにするかな〜なんて旦那と話していたんですよね。
そんな中、義父さんが住宅展示場に予約を取ったので一緒に行こう!と勧めてくれたハウスメーカーが「タマホーム」でした(^^;)
ここから地獄の半年が始まりましたw
これから家を建てようと考えている方へ、どのハウスメーカーでも注意すべき点
- 担当営業の人間性
- ざっくりした進行表から、契約後に期日を忠実にした進行表を提出してもらう
- スケジュールにズレが生じる場合は、都度修正の報告を受ける
- 「お任せする」という感覚を捨てる
契約破棄になった経緯
当時の状況としては…
<3月>申し込み(契約完了)手付金10万の支払い
————-何も進まなかった期間(100パー営業の怠慢)————-
<7月>境界杭打ち
<8月>ローンの審査など、銀行各社を回る
境界杭にミス発覚やり直し
全員が立ち会いのもと、正しい境界杭が行われる
図面が一生できない(ずっと資料不足が不足してるんだそう)
この頃は打ち合わせの時間も取れないと逃げられ続けます。
<9月>義実家付近の幼稚園に入園申し込み
久しぶりの打ち合わせが予定されていた日に担当が飛ぶ
(竣工が間に合わないことが発覚)
間に合わない場合は契約解除も考えていることを伝える
支店長降臨(契約解除せず、担当変更を進められる)
この後担当営業は一切顔を出さなくなります
==ここまで全てのやり取りをしてくれた旦那氏はかなり疲弊していた==
全てのスケジュールを練り直し
設計図もダメダメで現状のままでは家が経たないことが発覚
我慢の限界で契約解除を考えている旨をハウスメーカーに相談
<10月>正式に契約解除完了
<11月>関係各所に謝罪行脚
※私はというと、4月に第二子出産のため里帰り(県外)して6月ごろ戻ってきました
境界杭のミスについて
杭打ちは設計事務所が担当して杭を打ってくれます。
通常、杭入れ当日の現場にハウスメーカーの担当営業、設計事務所の担当、隣地所有者(できれば施工主)の立ち会いのもと行われます。
- 杭打ち予定日に営業担当不在
- 指定された杭入れ位置が間違えていることが発覚
- ハウスメーカーの営業担当に連絡するもレスなし
- やむなく仮杭を入れた(設計事務所担当者)
- 後日隣地所有者の方から杭が間違っている連絡を受ける(旦那が)
- ハウスメーカーに連絡し、事件発覚
結局、後日境界杭を打ち直してもらい、ここから頑張っていこうと営業さんとも気合いを入れてこの件は終わりました。
設計図がダメダメだった件
- 隣家の駐車場の屋根が飛びてていたため、家の位置をずらすか隣家の駐車場の屋根を切る選択を迫られる
- 家の位置をずらす場合、1階の採光が取れず、全部屋納戸申請になる(納戸になるとクローゼットが取り付けられない)
- 屋根の勾配の関係で北側隣地への影が大きくなってしまう
- ダウンライト見積もりに入れ忘れてたからエアコン設置で手を打ってほしい
一生進まなかった設計図。
エリアマネージャーに上げたら一瞬でこれだけの問題点が見つかったんです。
嘘だろ!!!!
長期優良住宅を取る場合、取らない場合でも3月中の引き渡しが完了するスケジュールも組んでいただきました。(ぎりぎり過ぎて涙出そうだったけどな!)
正直ね。我慢したら家が建つけどどうする?って言われてるように感じました(^^)
3月に契約した時点では、9月入居予定だったんだよ?
理解できるかな????
どのハウスメーカーであっても、担当営業さんが全て
本当にこれにつきる。断言できます。
営業さんが全てです。
進行管理をして、私たちと建築に関わる全ての人のパイプ役になる一番重要な人です。
役職も本当に当てになりません。
なぜなら、私たちの担当営業は営業所の店長でした。
もう店舗内に上司がいないのです。
だから担当が飛んでクレームを入れた際に出てきたのが、エリアマネージャーだったわけです…
大手のエリアマネージャーというだけあり、話すだけで圧を感じる人でしたよ=´ᆺ`=
担当の飛んだ理由もびっくりするよ!打ち合わせ当日の朝、奥さんが急病で!ってメールきたんだから!そんで普通に出社してるんだから!!!!!(絶対嘘だ!と営業所に他人のフリして電話したのは私です)
契約解除までに支払った費用内容
- 設計事務所への分筆費用
- 土地所有者への損害金
- その他印紙代
タマホームへの手付金のみ、誠意から返金していただきました。
手付金も返金は難しいだろうと言われていたので、エリアマネージャーが頑張ってくれたおかげだと思っています。
金銭的負担はもちろんなのですが、何よりマイホームのためにさいた時間と労力が失われたことが残念でなりません。
タマホームが、、ではなく、担当営業ガチャがひどいと思いました。
住宅トラブルについて相談した窓口
自力で調べるだけではわからないことが沢山ありました。
こういったトラブルがあった際は、外部の相談窓口を利用すると良いと思います。
- 住宅紛争処理支援センター
- 消費者センター
- 弁護士相談
住宅リフォーム紛争処理支援センターは、住まいについて幅広い質問を受け付けてくれている機関です。リフォームなどの相談も受けてくれます。
マイホームを諦め、タマホームと契約解除をすると決めた時点で、土地売買の契約解除日が過ぎていました。
その処理方法が分からず、「住宅紛争処理支援センター」に電話相談をしました。
解除日が過ぎている場合は契約が取りなされているとみなされているため、双方(土地所有者と私たち)納得の場合は変更の覚書を書いてもらうことで、契約解除にできるとのことでした。
難しいね!
契約とは、当事者同士の話し合いですよ!ということを忘れずに!と教えてもらいました。
電話相談だったため、契約書を見ないとなんとも言えないから弁護士相談した方が早いということで紹介してもらった「第二東京弁護士会」に相談予約をしました。
- 契約からの時系列をまとめる
- 支払った金額を全て洗う(領収書含め)
- 契約書類全て
この時はここまでやり取りをしてきた旦那が疲弊してしまい、弁護士への相談や書類まとめ、ハウスメーカーとのやり取りは私が積極的に行っていました。
窓口の方々は皆さんとても親身に相談に乗ってくださいました。
感謝しています!
厳密には契約者ではないためか、ハウスメーカーからはとても適当にあしらわれ(被害妄想…ではない!w)
初めにクレーム入れたのが私だから、、、キチガイ妻とそれを制して冷静に対応してくれる温和な旦那さんという風にエリアマネージャーの目には映ったようです(ToT)
温和で冷静な旦那からの言葉はエリアマネージャーの心に響き、合意解約を可能にしていただきました。
我が家のマイホームはかなりイレギュラーな点が多かったと思いますが、合意解約をしていただけたのはハウスメーカー側の誠意だったと思います。
善処していただいた結果、円満に?解約できましたから。
いや、家建てる時に善処してくれよって感じですがね\(^o^)/
まとめ
この記事を書く際、昔のラインを遡って時系列などを確認していました。
旦那と私のライン、5年前は仲良しだな…と思いましたwww
2人目が大きくなり、ワンオペではてんてこまいの日々で私たち夫婦も磨耗していたようですw(お金もめっちゃかかるようになったしね!固定費上がってるう!)
いや、そんなことはどうでもよくてですね。
ハウスメーカーをどこにするかよりも、担当になる営業さんを見極めることが一番大切!だと言いたいです。
この失敗から、全ては担当営業さん次第だなと本当に本当に痛感したからです。
大手だから大丈夫だろう、地元の工務店だから心配、、、
そんなことはほぼ関係ないと思います。
大切なのは担当営業が信頼に足る人物かどうかです。
また、契約してしまったから後に引けないということは絶対にないです。
多少、金銭的に損してしまうし、失った時間は戻りませんが、進めることに不安がある場合は一度立ち止まってよく話し合いましょう。(家族やハウスメーカー担当とね)
数千万の借金を背負い、さらに気に入らない家に住み続けるストレスに比べれば、契約破棄は一瞬のストレスですからね。
(※全て自分の思い通りにならないからと契約破棄することは違いますよ!)
これから家を建てようと考えている方々の参考に、少しでも参考になれば幸いです!
新築の注文住宅に住みたかったよおおおおおおおおおお!!!!!!!泣