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結婚直前。実家が遠方で結婚を後悔しすぎてマリッジブルーになった話

この記事をご覧のあなたは現在進行形でマリッジブルーでしょうか?

それともお相手や周りの方がマリッジブルーだったりしますか?

私もめっちゃマリッジブルーになりました。

結婚が夢だったら良いのになんて思ったこともあります。

お互いの両親にも挨拶して結婚式場も予約した、、もう後に引けないというプレッシャーと折り合いをつけて生活していたことがあります。

今マリッジブルーに悩むあなたや、あなたの周りの人へ向けて私なりの経験と現在(結婚10年目)の気持ちについてのお話になります。

マリッジブルーとは?

簡単に言えば結婚がめっちゃ嫌になることです。

結婚するという自覚が芽生え、家庭を築くことへの不安や迷いが現れてしまい「本当にこの人と結婚してもいいのか?」「本当にこのまま結婚してもいいのか?」と思い悩んでしまことを言います。

私はまさにこれでした。

結婚式の準備をする上で「結婚」が現実味を帯びてきたんですよね。

普段からマメに連絡を取る家族ではないのですが、結婚式の準備中はいつもよりマメに連絡を取っていました。

その中で、両親から強く 私のことを本当に大切に育ててくれていたんだな…。” と感じました。

結婚フィーバーお花畑状態だった私の頭の中は一気にネガティブになります。

マリッジブルーを感じたタイミング

当時の私(25歳)は、とにかく結婚したかったんですよね。その時付き合っていた彼(現旦那)も結婚したいと思ってくれていたため、勢いもあり結婚の話を進めていました。

お互いの両親との顔合わせも済ませ、年内に結婚式と入籍をすることも決まったため同棲を始めました。

同棲まではとにかく舞い上がっていて、結婚できる喜びに浸っていたわけですが、結婚式の準備を始めた頃異変は起こります。

そう私の「マリッジブルー」はここから始まったわけです。

調べてみると、一般的にも「結婚式の準備がはじまるとき」「婚姻届提出前」の2回がマリッジブルーになりやすいタイミングのようです。

つまり、「結婚生活」を具体的かつ現実的に考える時期にマリッジブルーを感じやすいのです。

彼と結婚したら簡単には帰れないと改めて気づく

現在の居住地から私の実家までは、新幹線で2時間、車で5時間の距離にあります。

結婚するということは、現在の居住地に生活の根を下ろすということです。子供も生まれればさらにその根は深く大きくなるでしょう。

これは紛れもない事実です。

子供が小さいうちは好きなタイミングで帰ることもできますし、数週間滞在することも可能です。子供が幼稚園や保育園、小学校に所属しだしたら想像以上に帰ることはできません。

あなたが外で働いているとしたら、更に帰省は難しくなります。

大切なので2回言いますが、これは事実です。

それでも愛を誓えますか?

つまりこういうことです。

それでも彼と結婚できますか?したいですか?

当時の私は「YES」と言うことはとてもできませんでした。

できないんかーーーーい!(と聞こえて来そうですがw)

できないよ!だって不安だもの!親と一緒にいたいもの!地元大好きだもの!!!

なーーーんにも考えてなかったんだもん!!!

と、脳内では子供のように駄々をこねていたわけですね。はい。

結婚するって別世帯になるわけで、親の庇護化から完全に離れるんですよ。

私は苗字も変わりますし、自分の家族との繋がりが薄れてしまうように感じて寂しくて苦しくて仕方なかったことを覚えています。

 

あなたがマリッジブルーなら、乗り越えて結婚して幸せな家庭を築いて欲しいです。

この時点で一過性の不安ではなく、この結婚は間違いだと思うのであれば一旦結婚はストップしても良いかもしれません。

私はというと、、、両親の期待を裏切りたくないという気持ちでなんとか不安を押し込んでいました。

これが正しかったのかどうか分かりません。

不安があるなら、両親や周りの人に相談しましょう。

大切なのは、あなたが幸せになることなんですから。

 

現在、結婚を後悔しているかどうか

100%全く後悔していない!とは言えません。

両親の近くにいたかったな…地元に住みたいな…という気持ちは今もあります。

でももう泣いてないよ。大変のことも多いけど幸せだよ。

現在結婚して子供を産んで生活しているわけですが、正直そういったことを考える余裕がありませんw

とにかく目まぐるしく毎日を過ごしています。

子供を産んで、親としての立場や考え方も少しずつ理解したり、考えたりできるようになりました。

その中で子供たちが近くに住んでいるとかいないとかってあまり気にならないかもしれないなと思いました。

ただ常に願っているのは、子供が幸せに楽しく生活してくれることです。

マリッジブルーの乗り越え方

これは時間薬です。(解決してねえ!!!)

マインドを変えていく時間が必要ということです。

きっとあなたは経済的には親から自立して、一人暮らしなどをしたりしているのでしょう。

一人で生活しているし、親からも自立していると思いますが、(私はめっちゃ自立してると思っていました)精神的にはまだ自立しきれていなかったんですよね。

「自分」に対して責任を持って生きているというフェーズから、今度は他人や周りの人に対しても責任を持って生きていくとうフェーズに移行中で気持ちが揺れ動いて不安定な状態を「マリッジブルー」と言うのだと思います。

親から自立するって、こういうことなのではないでしょうか?

守られる存在から、守る存在へと自分が進化しなければなりません。

自分の気持ちと折り合いをつけて、消化していくことでマリッジブルーは解消されるでしょう。

会いたい時に会いにいく、そのための「フリーランス」という働き方

上の子供が小学生になり、帰る頻度も減りましたが、それでも年に3回は帰っています。(春夏冬の長期休みですね)

これができるのが「フリーランス」という働き方でした。(私の場合は結果的にフリーランスでよかったという話になってしまいますが)

両親、家族に後何回会えるのか、きっと数えることができてしまうでしょう。

育ててもらった恩を全て両親に返すことは難しいと思っています。(親は返して欲しいとも思っていないでしょう)

だからその分、今幸せだよ大丈夫だよと顔を見せて安心してもらいたいと考えています。

私はそういう選択をしました。

あなたはどうする?

そんなこと言われたって会社を辞めたりできないよ!

というあなた!

そうですよね!私も成り行きフリーランスなんで、風まかせに生きていますw

辞められないうちは辞めなくていいんですよ。

覚悟が決まれば人間動けますから。その時やる気出せばいいんです。

今思うこと

実家が遠方でよかったとは思いません。

ですが、遠方だったから気づけたこともたくさんあります。

親のありがたみや愛に気付けたことはとても大きいです。

たまにしか会えないから、その時間を大切にしようと思えます。

両親の介護や、死に目に会えない可能性が高いことも、マリッジブルーから今まで何度も何度も考えました。そのたびに気持ちに折り合いをつけて、今できることを精一杯やろうと思えます。

遠方に嫁いだことをただ悲しむのではなく、自分に今できることを一つずつやっていきましょう。

ドレスは決まった?招待状は作ったかな?手紙は書いた?

私の今の目標は仲里依紗だよ\( ˆ࿀ˆ )/

家族全員、私も含めてもっとハッピーになりたい!そのために必要なことは何か?とりあえずお金かな…ということで仕事をすごく頑張っています。

仲里依紗ちゃんすごく憧れます。

姉妹で事業を起こして、本業の女優も絶好調。両親と海外に家族旅行して…。

私も妹や弟と仕事したいぞ!!!!

家族で旅行も行きたいぞ!!!!!!

ほら?結婚しても実家が遠くても楽しそうじゃない?

未来はとっても明るいよ。

きっと大丈夫!!!

ABOUT ME
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shiori
個人で細々とデザイナー業を営んでいます。 タイトルのあめがなくとは飴が泣くと書きます。 新潟の方言で飴が溶けてしまった様子を表現する言葉です。 そのままの形より、少し溶けたような自分に馴染むような そんなデザインをお届けできればと思っています。

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